
わたしはぷらら光を使っています。
2019年12月に無線LANルーター「WG1200HS3」を購入し、OCNバーチャルコネクト(ぷららV6エクスプレス)で接続してみました。
実際にわたしが6年間ずっと計測してきた速度データ、使ってみた感想を紹介していきたいと思います。
結論から言いますと、デメリットは「そんな爆速ではない」です。
しかし、PS5やパソコンで普通にオンラインゲームが出来たり、Youtubeを快適に見れています。
ぷらら光では・・・
■ 普通のPPPoE回線
■ OCNバーチャルコネクト回線
の2つを ルーターの設定を自分で切り替えて併用して、どちらかひとつ接続することができます。基本的にどこのプロバイダーでも同時に接続することはできません。
わたしの環境では、ぷらら光は夜間のPPPoEの回線でも100Mbpsを超えていて、十分に速度が速くて満足していました。
現在、新規で申し込み可能な「OCNバーチャルコネクト」が使える光回線は・・・
- OCN インターネット
(1ギガ / 10ギガ) - ahamo光 (1ギガ / 10ギガ)
- @nifty光 (1ギガ)

の3社です。
※ 現在、ぷらら光は申込み終了、DTI光は新規回線はV6プラスでの提供になっています。@nifty光10ギガはV6プラス提供です。
という方におすすめの記事です。
より速い10ギガ回線に興味がある方は比較記事を参考にしてみて下さい
Contents
OCNバーチャルコネクトとは?
OCNバーチャルコネクトとはNTTが提供しているIPv4とIPv6の両方で通信できるサービスです。
要するに、
ということです。しかも、こちらの特別な回線は従来の回線で混雑しやすいルートを通らないので、利用者が増える夜間の時間帯でも安定した速度が保てます。
- 従来の回線はPPPoE
- これらの特別な回線はIPoE
と呼ばれています。
イラストでめちゃめちゃ簡単に表現してみますとこんな感じです。↓

OCNバーチャルコネクトと似たような他のサービスの例として
| サービス名 | 事業者 | 利用できるプロバイダー |
| V6プラス | JPIX | enひかり、GMOとくとくBB光 |
| Transix (DS-Lite) | インターネットマルチフィード | enひかり、IIJmioひかり |
| V6コネクト | ASAHIネット | ASAHIネット、Drive光、ぷらら |
| OCNバーチャルコネクト | NTT | ぷらら光、ahamo光、OCN インターネット、@nifty光 |
| クロスパス | アルテリア・ネットワークス | 楽天ひかり |
などがあります。どれも構造的にはすべて同じです。プロバイダーによって提供しているサービスが異なります。
6年間使ってみた感想
OCNバーチャルコネクトを使い始めて感じたことは、
「PPPoE回線と使用感はほとんど変わらない」
という印象です。
しかし、実際に速度計測をするとOCNバーチャルコネクトよりPPPoEのほうが圧倒的に速かったです。
↓ 以下はPPPoEの回線速度です (有線LAN)。
PPPoE (有線) |
![]() 2020-01-03 14時53分 PPPoEの有線の速度計測 |
- ダウンロード:350Mbps
- アップロード :120Mbps
- レイテンシ アンロード済み:15ms
- ロード済み:15ms
| OCNバーチャルコネクト (有線) |
![]() 2020-01-03 18時22分 OCNバーチャルコネクトの有線ANの速度計測 |
- ダウンロード:160Mbps
- アップロード :110Mbps
- レイテンシ アンロード済み:13ms
- ロード済み:13ms
参考として、OCNバーチャルコネクトの無線LAN(5Ghz)の速度計測です

2020-01-10 11時54分 OCNバーチャルコネクトの無線LANの速度
- ダウンロード:120Mbps
- アップロード :78Mbps
- レイテンシ アンロード済み:18ms
- ロード済み:16ms
ダウンロード、アップロード、レイテンシとは?
ダウンロード(でかくトップに載ってる値です) → ファイルをPCやスマホに転送する速さ (Webサイト・動画見る)
アップロード → ファイルをPCやスマホから他の場所へ転送する速さ (ファイルを別の場所へ載せる)
レイテンシ アンロード済み → ゲームで安定してプレイできるか
レイテンシ ロード済み → 動画が安定して見られるか
を評価する値です。
皆さんもNetflixの速度計測サイトでご自身の速度を計測できます。
fast.com
「全部、昼間じゃねえか!」ということで夜も計測しました。昼は思い出して速度計測するんですが、夜は忘れがちです。ちなみに無線LAN(5Ghz) です。

2019-12-07 21時40分 OCNバーチャルコネクトの速度計測
- ダウンロード:84Mbps
- アップロード :120Mbps
- レイテンシ アンロード済み:19ms
- ロード済み:17ms
夜は昼と比べて、速度が20%下がる感じです。それでもこの時間のPPPoEは無線LANでもダウンロード120Mbpsとか出ます。
表とグラフにしてみた
Googleスプレッドシートで表に入力してみました。
| プロバイダー | ぷらら光 |
| 使用回線 | OCNバーチャルコネクト(マンションタイプ) |
| ルーター | WG1200HS3 |
| ケーブル | 有線 CAT6A ケーブル (エレコム「LD-GFAT/BM200」) *無線 5GHz |
| 計測地 | 福岡県 |
2020年3月17日以前は無線LAN、3月20日以降は有線LANで計測しています。
12/19 21:19 がなかなかアホみたいによろしくない速度結果が出ていますね・・・
- ダウンロード 3.3Mbps
- レイテンシ ロード済み 1200ms
です。このとき、すぐにPPPoEに切り替えて速度を測ったら、
- ダウンロード 120Mbps
- レイテンシ ロード済み 49ms
でした。
OCNバーチャルコネクトでもたまにこういうことがあるようですね。
グラフにもしてみました。
スマートフォンだと右のほうが切れているかもしれません。
■ OCNバーチャルコネクトのダウンロード速度 2019年12月~ (2020年3月20日以降、有線LAN)
無線の平均:98.7Mbps
有線の平均:152Mbps
■ OCNバーチャルコネクトのアップロード速度 2019年12月~ (2020年3月20日以降、有線LAN)
無線の平均:119Mbps
有線の平均:119.1Mbps
■ OCNバーチャルコネクトのレイテンシ アンロード済み 2019年12月~ (2020年3月20日以降、有線LAN)
無線の平均:16.9ms
有線の平均:14.6ms
■ OCNバーチャルコネクトのレイテンシ ロード済み 2019年12月~ (2020年3月20日以降、有線LAN)
無線の平均:72.7ms
有線の平均:17.9ms
ロード済みにひとつに高い値が出てしまったので、他が全部、下の方に沈んでわかりづらくてすみません・・・ そのせいで無線の平均が高くなっています。
minsokuでも測ってみた
たまにはfast.com以外の計測サイトで測ってみたいと思います。
| 種類 | IPv4接続 | IPv6接続 |
|---|---|---|
| 接続方式 | IPoE + IPv4 over IPv6(OCNバーチャルコネクト) | IPoE(OCNバーチャルコネクト) |
| Jitter | 2.37ms | 2.4ms |
| Ping | 27.3ms | 23.6ms |
| 下り | 279.23Mbps(非常に速い) | 158.64Mbps(かなり速い) |
| 上り | 118.13Mbps(かなり速い) | 134.44Mbps(かなり速い) |
2022年4月5日 17時41分の速度計測結果
| 種類 | IPv4接続 | IPv6接続 |
|---|---|---|
| 接続方式 | IPoE + IPv4 over IPv6(OCNバーチャルコネクト) | IPoE(OCNバーチャルコネクト) |
| Jitter | 2.1ms | 9.11ms |
| Ping | 30.5ms | 23.4ms |
| 下り | 91.72Mbps(かなり速い) | 247.84Mbps(非常に速い) |
| 上り | 102.72Mbps(かなり速い) | 121.95Mbps(かなり速い) |
2022年10月27日 17時44分の速度計測結果
約半年でIPv4の速度は半分に下がっていますが、IPv6(OCNバーチャルコネクト)は高速になっています。
OCNバーチャルコネクトを使って気になったこと
先程も書きましたが、1日のある時間帯だけ、ロード済みに異常値が出ていました(12/19 21:19)。しかし、以降は安定してきました。
ちなみに12月中旬あたりにもOCNバーチャルコネクトとPPPoEがどちらも遅いときがありました。何が原因なのか分かりませんでした。どちらもYoutube動画を再生すると低画質の360pくらいになってしまいました。
そのときに速度計測をしてみても、100Mbpsを超えていて、なかなか不思議でした。Youtubeのサーバーの問題かもしれません。
また、週に1度、OCNバーチャルコネクトに接続して ゲーム実況生配信も行っています。こちらの方は試合中のラグは感じず、Pingも低くてまったく問題なくプレイ&生配信できています。
合わせて読みたい
OCNバーチャルコネクトで切れる時がたまにある
OCNバーチャルコネクトで接続時に切れるときが1年に2回くらいあります。とくにPS5などのゲームをプレイしている最中です。
切断される際の環境はそれぞれ違っているので、原因は分かりません。
私の場合は
- ONUと無線LANルーターの電源をOFFにする
- 2分くらい待って、ONUと無線LANルーター電源をONにする
- その後、100秒後くらい待つ
という方法で100%直っています。
もう3年くらい使っていますが、ぷららのOCNバーチャルコネクトに関しては障害は1度も遭ったことがないです。
ルーターもモデムもLANケーブルも全部問題ない場合は、おそらくプロバイダー側で何かしら制限をかけたりしている可能性もあるので、乗り換えたほうが良いです。
同じOCNバーチャルコネクトだからといってniftyもOCNもぷららもDTIも全部速度は変わらない、という事はなく、プロバイダーとVNE業者の契約内容によって、速度制限が行われていることもあります。
接続別の速度の順位を付けるとしたら・・・
両方の回線を数カ月間使ってきてレイテンシ アンロード済みの順位を付けるとしたら
2位 有線PPPoE ≒ 無線OCNバーチャルコネクト
3位 無線PPPoE
といった感じです。
ダウンロード速度に関しては
2位 無線PPPoE
3位 有線OCNバーチャルコネクト
4位 無線OCNバーチャルコネクト
です。めっちゃシビアに使いたい方は
という風に切り替えて使い分けると良いのかもしれません。
ちなみにわたしは切り替えて使おうと思っていましたが、めんどくさくなって、もうOCNバーチャルコネクトのみで繋いでいます。ゲームも安定しているし、ダウンロード100Mbps出るので動画も高画質で映るし、問題ないです。
最近、DTI光のOCNバーチャルコネクトが遅い?
(追記) 2020年7月7日
この所、DTI光のOCNバーチャルコネクトの速度が遅くて困っている方からのアクセスが増えています。
Twitterでもちらほら速度計測の結果が書かれています。
DTI光 IPv6接続 IPoE(OCNバーチャルコネクト)の測定結果
Ping値: 23.0ms
下り速度: 5.9Mbps(遅い)
上り速度: 234.18Mbps(非常に速い)https://t.co/mxHYHAVuKI #みんなのネット回線速度— めがねデブ廃人 (@ken0406) May 18, 2020
他にもありますが、PPPoE (IPv4) を使っている方のツイートかもしれないので載せませんでした。
おそらく@nifty光のV6プラスのようにDTI光も公平制御を行っているのかな?と勘ぐっています。2020年4月から行われているniftyのV6プラスの公平制御については下記の記事で詳しく書いています。
日々計測していると、いまの所、ぷらら光のOCNバーチャルコネクトでは夜に極端に速度が遅くなる現象は起こっているようには見えません。
DTI光は2020年7月から新規申込者はV6プラスで接続されるそうです。
サポートに電話をするとOCNバーチャルコネクトからV6プラスに変更してもらえるといった声があるので、問い合わせてみると良いかもしれません。
まとめ
OCNバーチャルコネクトのほかにV6プラスなんかもありますが、どちらが良いのでしょうね。Twitterなどで評判を調べてみると、V6プラスでも「遅い」と憤慨している方をちらほら見かけます。
最近人気のIPoE回線ですが、
たしかに理論上はIPoEはPPPoEよりも速くなる構造を持っていますが、利用者が増えてくればその分遅くなる可能性があります。
しかし、OCNバーチャルコネクトは昼も夜も同じような速度(100Mbps前後)が出ているので、PPPoEより変動が少なく安定していると言えます。※ PPPoEは昼間200Mbps出ていたのが夜になると100Mbpsくらいに落ちたりしますので。
ということで、
「速くなったら儲けもん」
みたいな気持ちでIPoE回線の光回線に申し込むと良いかもしれない。
高速通信といえばnuro光が有名ですが、最近はエリアが北海道まで拡大してじょじょに使える地域が増えています。確実にオンラインゲームをばりばりやりたい方には良いかもしれませんが、まだまだエリアが限られていますね。
わたしは「ぷらら光」をもう1年くらい使っています。
縛りもないし月額3,960円(税込)で安いし、全体的に満足しているので、今のところ他へ乗り換える予定はありません。
バーチャルコネクト(V6エクスプレス)も2019年12月下旬に一時的に遅くなりましたが、現在、2020年9月ですが1日通してずっとダウンロード速度が120Mbpsくらいなので安定しています。
それ以下にも以上にもならないです。
逆に言えば、ぷらら光は120Mbps以上の速度を求めている人にはおすすめできません。
OCNバーチャルコネクトに不満ありなので、V6プラスを試してみたいという方へ・・・
「V6プラス」でおすすめのプロバイダーを選んでみた
最近は縛りがなくて料金が安いV6プラス回線もちらほら出てきています。
例えば・・・
「enひかり」(月額3,718円 (税込) V6オプション入れて計算した料金)
enひかりに問い合わせたら「公平制御や速度制限を行っていない」と答えていたので(2020年6月)、いまのところ、速度への不安はないと思います。
また、「enひかりクロス (10ギガ)」(月額4,917円)もおすすめです(工事費無料キャンペーン中)。
みんそくでの速度ランキング(2026年1月現在)でもゲーム用の回線を抑えて1位です。
「GMOとくとくBB光
」(月額3,773円)も2021年7月にメールした時に「速度制限していません」と言っていました。
“乗り換えキャンペーン”で違約金代分のキャッシュバックが最大60,000円もらえたり、工事費無料だったりするので、なかなかお得です。
合わせて読みたい
速度制限してるプロバイダーを調べてみました。
「enひかり」のサービス内容などの記事を書きました。

光回線比較紹介サイト「hikariyattekita」運営11年目。
6年間のアメリカ滞在時期も含め、ダイアルアップから光回線まで固定ネット回線利用歴27年です。光回線のサービス内容・比較記事など2015年から書いています。詳しいプロフィールはこちら
