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IPoE(V6プラス等)で速度制限してない光回線プロバイダーを調べてみた

公平制御のイメージ (イラスト)

光回線で「PPPoEは遅いけど、IPoEは安定している」という話はよく聞きます。プロバイダーのPRでもそういった感じのおすすめ文句がじゃんじゃん出てきます。

しかし、この頃、IPoE(V6プラスなど)を利用する人がめちゃめちゃ増えたせいか、IPoEでも以前と違って速度を制限する方向になってきているようです。

フレッツのPPPoEが遅いから、IPoEを使おうと思っても、

  「V6プラスの速度が遅くなった」

とか

  「動画が高画質で見れなくなった」

なんてことも増えているみたいです。

この記事は

  速度制限していないIPoEを提供しているプロバイダーを探している

という方におすすめの記事です。

実際に筆者がプロバイダーに問い合わせた回答を載せています。今後、自分が他のプロバイダーに乗り換える時に役に立つかも、という思いもあります。まだ回答が少なめですが、回答を頂き次第、追記していきます。

最近のIPoEの速度制限についての動向

公平制御のイメージ図

実際に@niftyのV6プラスでは2020年4月から、以前はPPPoEなどの従来の光回線のみだったのが、V6プラスでも通信速度制限を行うことになりました。

2020年4月から「@nifty光のV6プラスの夜の速度が遅くなった」という声をよく見るようになりました。理由は公式のお知らせに書かれているように公平制御が関係している可能性があります(IPv6接続オプションも対象)。詳しく解説や独自の考察と乗り換え先のおすすめのプロバイダーについても載せています。

その後、速度増強 (V6プラスを提供しているJPNEとのなんらかの調整) を行ったあとは、速度が改善された方もちらほらいるようです。

MEC光も過去に公平制御を行っています。

NTT東日本・西日本のコラボ光の「MEC光」が2019年5月から速度が遅い理由をエキサイト光ユーザー歴4年の筆者が解説しています。

また、2021年12月からhi-ho、クラウドライン、光ギガ等で速度低下しているとの声がTwitterで増えております。

通信制限といっても、何GBまではだめ、とかいう具体的な話がないので、普通にYoutube見たり、GeForce NOWなどで遊んだりするだけで制限がかかるのはたまったもんじゃねえ、という方もいると思います。わたしもそうです。

ということで、以下の項目へ。

  IPoEで通信制限を行っているかプロバイダーに直接問い合わせてみた回答一覧

ユーザーの声を聞くより、いっその事、プロバイダーの担当者に問い合わせたほうが早いのでは?と思って、実際にメールで質問してみました。V6プラスを提供しているプロバイダーが多いです。

答えがきたプロバイダーを一覧でまとめてみます。いちおう、制限しているプロバイダーは伏せ字にしてみます。回答の転載や引用不可の場合は要約しています。

問い合わせメールには@niftyでの公平制御について触れて書いています。

  2021年7月 時点の情報 ⇨ GMO光アクセス (GMOとくとくBB光)を追記しました

プロバイダー VNE 速度制限の有無   回答内容(抜粋or要約)
enひかり V6プラス 制限してない 現在v6プラスで速度制御を行う予定はございません。今後もなるべく制限をかけることはないよう最大限努力していくつもりです ~ (略) 当面の間は制御を行うことはございません。
P社 OCNバーチャルコネクト 制限してる がんがん通信を占有する通信には速度や通信量を制限することある。P2Pやファイル交換ソフトのアプリも制限。制限されたら機器を切って15分待て。2~3回繰り返してね。
D社 V6プラス 制限してる 通信量が特に多いお客の通信速度を他のお客と同じくらいまで制御。混雑が改善されたら、解除される。
B社 独自 制限してる 「IPv6オプション」使用時でも、通信設備が混雑している時に通信量が特に多いユーザーの速度を制御する可能性がある。
GMOとくとくBB光 V6プラス 制限していない 弊社では通信速度制限は行っていないです、安心して下さい。

※ 急に制限かけたりすることもあるかもしれませんので、変わってたらすみません!

っていうか、いろんなプロバイダーに送っていますが、全然返事こねえ!!!いまのところ、5つのプロバイダーからしかきていません。

まぁ、制限してますよ、とは言いづらいから返信がないのかもしれませんけれど、上に載せたプロバイダーは正直に答えているので誠実なのでしょう。

ちなみに制限していても、B社はとても丁寧な返信が着て、結構信頼度上がりました。

ぷらら光を使っているわたしの感覚

OCNバーチャルコネクトの自作キャラクターのイラスト

わたしはぷらら光のV6エクスプレス(OCNバーチャルコネクト)を使っていて、毎日かなりの時間、Youtubeを見たり、週に1度、GeForce NOW (10GBくらい通信する × 3時間) 使っていますが、速度低下を感じることがほとんどないです。昼でも夜でもダウンロードが100Mbps前後です。

おそらく、わたしが使っている通信量は 200~300GB/月 くらいだと思いますが、ぷららの場合そのくらいじゃ、速度規制や公平制御がかからないようです。

niftyの場合は、あきらかに遅く感じている方が多数いらっしゃったので、V6プラスとOCNバーチャルコネクトでは制限がかかる通信量が違うのかもしれません。

わたしがOCNバーチャルコネクトで速度を計測しているデータ(2019年12月~)はこちらでご覧になられます。

OCNバーチャルコネクトを実際に2年以上使用した感想を、筆者が計測した回線速度やpingの結果と共に解説しています。ぷらら光ではPPPoEとV6エクスプレスを併用して使う事ができています。オンラインゲームも特に問題なくプレイでき、Youtube liveで配信も行えています。

今後どうなるか

なにやら、ISP(プロバイダー)とVNE業者の間で公平制御を行う契約がある、という話も聞きました。おそらく、今後は制限をかけるプロバイダーが増えていくと予想されます

日本全国の光回線になにかしらの増強が行われれば、そういった逼迫した状況も改善されるかもしれませんね。2020年5月に総務省が光回線の増強に力を入れると発表したようです。

自治体の光回線整備に500億円投入 2次補正予算に計上へ – ITmedia NEWS https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2005/27/news118.html

総務省|電気通信政策の推進|ブロードバンド基盤の整備 https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/broadband/index.html

個人的には「みんなダウンロード速度500Mbpsを提供!」とかになってくれれば良いです。

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工事費無料のプロバイダー「GMO光アクセス」

GMO光アクセスにメールで問い合わせたら「速度制限をしていません」とかなり断言していました。月額料金はV6プラス(IPv4 over IPv6)対応してんのに、月額料金が凄く安いし工事費無料。でも、申込時に気を付けないとお得じゃなくなる点があるので注意。
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