GMO光アクセスはメリット多すぎて最高だけど注意点もある

GMO光アクセスでパソコンしてる女性のイラスト

ここ最近は新しい光回線があまり発表されていませんでしたが、珍しく出てきました。

その名も「GMO光アクセス」。

GMOというと、すでに同じ会社で提供している「ドコモ光+GMOとくとくBB」がありますが、ややこしいですが、それとは違う光回線サービスです。

また、2021年12月から「GMO光アクセス」は「GMOとくとくBB」という愛称でサービス展開しており、両者とも同じ回線です。

光回線というと、だいたいは

  月額料金が安い + 工事費が有料のプロバイダー
  月額料金が高い + 工事費が無料プロバイダー

の2パターンがありますが、

「GMO光アクセス」は月額料金が安い+工事費無料で、良いとこ取りをしたプロバイダー

といっても良いです。

この記事は・・・

  GMO光アクセス(GMOとくとくBB光)って気になっているけど、どんな感じなの?
  今はレンタルWi-Fi契約してるけど、速度制限なくて安くて良い光回線ないのかしら~

という方におすすめの記事です。

「@niftyなどで起こっていたV6プラスの速度制限はGMO光アクセスでも行われてるのか」についても後半で書いています。

  光回線紹介サイトを運営して7年目の筆者が独自の目線で書いていきます。よくない所もちゃんと載せます。

 「GMO光アクセス」(GMOとくとくBB光)の契約前には注意すべき点がある

気を付けてのポーズをしている女性

最初に結論からGMO光アクセスの「注意点」についてめちゃ簡単に書きます。

2つあります。

  1. 月額料金や工事費の有無、違約金の有無がコロコロ変わる
  2. お得じゃない公式サイトをクリックしちゃいそうで紛らわしい

詳細についてはこのあと書いていきます。

ちなみに以前は新規契約者のみが加入できましたが、2022年2月22日から他社からの乗り換えも可能になりました

  月額料金や工事費の有無、違約金の有無がコロコロ変わる

GMO光アクセスについてちらほら名前を聞いていて、料金とか安いなぁ~って思っていたら、急に値上がりしていました。

しかも、違約金があったり、なかったり、いやどっちなのよって・・・

この前まで工事費有料じゃなかったっけ?って思っていたら、無料になっていたり。

と言っていたら、2021年9月中旬に急に公式サイトに「工事費の残りを払わなければいけません」という文言が追加されたり。※ 後で詳しく書いています

現在契約している人は契約したときの料金で使い続けられますが、契約するタイミングによっては料金が高くなったりするので、安いときを見計らって申込みをしたほうが良いです。

この記事も今後、料金やキャンペーン内容が変更になった際は、ガラッと中身を変えて更新する事になりそうです。

  お得じゃない公式サイトをクリックしちゃいそうで紛らわしい

これ、結構紛らわしく思っている人いると思います。

わたしも混乱しました。

Googleなどから「GMO光アクセス」と検索して表示されるサイトは・・・

GMOとくとくBB光の公式サイトのスクリーンショット

こういうページなのですが、

これとは別に

「絶対こっちのほうがお得だろう?」っていう特設ページも存在しています

それがこちらです。

こちらもURLが「https://gmobb.jp/~」のちゃんとした公式サイトです。

最初の公式サイトでも一応工事費は無料なのですが、こちらの特設サイトのほうが月額料金が110円安くなっています

ちゃんと月額料金が安くなっており、限定特典と書いてあるサイトから申し込もう。

しかも、こちらはなんと、契約期間の縛りがありません

以下がGoogleなどから行けるあまりお得ではないページに書いてある規約です。

GMO光アクセスの違約金のスクリーンショット

こちらが限定特典のお得ページの規約です。↓

GMO光アクセスの違約金無料の記述のスクリーンショット

お得な限定ページには上のように

本ページの限定特典として解約違約金無料でご解約いただけます

という記述があり、限定特典の公式サイト経由だと「解約違約金無料という条件で契約」することができます

限定特典の公式サイトはこちらから行けます。↓

GMOとくとくBB光の限定特典サイト

限定サイトで申し込みするともらえる特典は以下、

  • 工事費無料 (月々割引されている的な感じ)
  • 違約金なし
  • 月額 3,773円~(税込み)

です。

急にキャンペーンが変わったりすることもあるので、規約など詳細を必ず自身で眼精疲労になるレベルでじっくり確かめてから申し込んでくださいね!

2021年9月中旬に急にルールが変わりました。

※途中解約の場合、本ページ特典により解約違約金はかからず、工事費残債のみの請求となります。

という文言が追加されました。

GMO光アクセスの解約手続きに関するページのスクリーンショット

60ヶ月以内に解約すると無料工事費とされていた工事費の残債が請求されるようです。

2022年7月1日から、60ヶ月 → 36ヶ月 に減りました!

  GMOとくとくBB光(=GMO光アクセス)はメリットがまぁまぁ多い

GMO光アクセスは多くの光回線の中でメリットが多いです。

まずは・・・

  月額料金が安く、工事費無料で違約金不要

GMO光アクセスは、GMOインターネット株式会社(1995年設立)が運営している光回線サービスです。以前はGMOとくとくBB+ドコモ光とのセット契約でのみ利用できましたが、単体で契約可能なプランがこちらの「GMO光アクセス」となっております。

※ 以下の金額は限定特典の公式サイト経由で申し込んだ場合です。

GMO光アクセス(GMOとくとくBB光)
  月額料金 アパート・マンション 3,773円 (税込)
  月額料金 戸建て 4,818円 (税込)
  IPv6 オプション 無料
  無線LANルーター レンタル無料 高性能
  転用・事業者変更手数料 3,300円
  工事費 戸建て 26,400円 → 実質無料

マンション 25,300円 → 実質無料

(しかし36ヶ月以内に解約すると、工事費の残りの支払い必要あり)

  違約金 なし 
  支払い方法 クレジットカードのみ
  速度 最大1Gbps
  対応エリア NTTフレッツエリア(全国)

スマホとのセット割やキャッシュバックが一切ないので、その分、月額料金が安く抑えることができているようです。

また、さきほども書きましたが、いつ解約しても違約金はかかりませんが、新規に光回線を引いた方が36ヶ月以内に解約をすると、利用した月の分をマイナスして無料工事費の残りを支払わなければいけない点は注意です。

マンション:693円(税込)×(36回-ご利用経過月数-1)+ 1,045円

ファミリー:726円(税込)×(36回-ご利用経過月数-1)+ 990円

以下はマンションタイプの場合:

【1年間】使ったあとに他のプロバイダーに乗り換える場合の残債: 693円 × 23ヶ月分 (36ヶ月 – 12ヶ月 – 1) + 1,045円 = 16,984円支払い
【2年間】使ったあとに他のプロバイダーに乗り換える場合の残債: 693円 × 11ヶ月分 (36ヶ月 – 24ヶ月 – 1) + 1,045円 = 8,668円支払い
【3年間】使ったあとに他のプロバイダーに乗り換える場合の残債: 693円 × 0ヶ月分 (36ヶ月 – 36ヶ月) = 0円支払いとなります。
ちなみに他社からGMO光アクセスに乗り換えた方は、工事費そのものがないので、上記の残債は一切不要です。

あと

  支払いがクレジットカードのみ

という点も注意です。

GMOとくとくBBの支払い方法入力の欄のスクリーンショット

口座振替やコンビニ払いには対応していません

クレジットカードを持っていない方はGMO以外のプロバイダーを選ぶしかないです。おそらく、支払い方法をクレジットカード限定にしているいう点も、コストカットができている理由のひとつなのかもしれません。

デビットカードで支払いをしたい方は、こちらにまとめた記事があるので参考にしてみてください。

クレジットカードなしで、デビットカードのみで申し込めるおすすめの光回線(主にコラボ光)を紹介しています。月額料金4,000円以下のお得なプロバイダーを集めました。実際に私が払っているものも含めて書いています。

  無料レンタルできる無線ルーターが高性能

GMO光アクセスではレンタルしているルーターが中級なものが多いのが高評価です。

他の多くの光回線プロバイダーで借りられる無線ルーター(Wi-Fiルーター)は、どれも4,000円~5,000円くらいの安価な機種がほとんどです。※ So-net光プラス、ぷらら光、ビッグローブ光など

わたしが使っているぷらら光では無料で無線ルーターをレンタルできますが、4,000円くらいの安めの機種しか貸し出してくれません。

それでも困らないくらいの速度は出るのですが、より速度を上げるためにはそれなりの性能があるルーターじゃないと難しいです。

ちなみに、ルーターの安いものは本体が軽くて小型で熱にも弱くなりがちです。

実際にわたしが使っているWG1200HS3(4,000円台で買いました)は、無線でパソコンでゲーム配信をばりばりしていると落ちたりします (有線の場合はまったく問題ありません)。

GMO光アクセスが貸し出している機種は現在5機種あります (2023年5月現在)

GMO光アクセスのレンタルルーターの画像一覧

それぞれの価格帯を価格.comで調べてみました (2022-12-20)。

機種名 価格
[バッファロー] WSR-2533DHP2-CB (生産終了) ¥9,980
[バッファロー] SR-2533DHP3-BK ¥7,280
[NEC] Aterm WG2600HS ¥5,800
[エレコム] WRC-2533GST2 ¥6,578
[NEC] Aterm WG2600HS2 ¥7,000

一番上の機種は生産終了なので価格が上がっているというのもありますので、全体的に7,000円くらいでしょうか。

GMO光アクセスでレンタルできるルーターは筐体が大きめでしっかりしており、熱を帯びて回線が切断されることが少なくなりそうです。※ こちらからは選べずランダムで送られてくるそうです

とにかく、ルーターの性能が良いということは比較的安定してインターネットが出来るようになります

ちなみにGMO光アクセスのWi-Fiレンタルルーターは、37ヶ月利用し続けると返却不要なので、自分のものになります。

  「V6プラスでは速度制限はしていない」と回答

公平制御のイメージ (イラスト)

混雑しないはずの新しい回線「IPoE」でも速度を制限されているという「IPv4 over IPv6での公平制御事件」はかなり話題になりました。

V6プラスを提供してるプロバイダーによっては、ユーザーの使用量に応じて速度を制限しているという事実が発覚しました。※ @niftyは公式で発表しています。

2020年4月から「@nifty光のV6プラスの夜の速度が遅くなった」という声をよく見るようになりました。理由は公式のお知らせに書かれているように公平制御が関係している可能性があります(IPv6接続オプションも対象)。詳しく解説や独自の考察と乗り換え先のおすすめのプロバイダーについても載せています。

先月、 別件でGMO光アクセスのサポートセンターにメールで

IPv4 over IPv6 で速度制限をしているかどうか」について

去年の@niftyが行ったV6プラス速度制限についても触れながら、問い合わせメールをしてみました。

その後、GMO光アクセスのサポートの方から、

「通信速度制限はございません」

と回答が有りました。かなり断言していたのでおそらく信頼できると思います。

V6プラスに限らずOCNバーチャルコネクトなどのIPv4 over IPv6でも速度制限していると名言をしているプロバイダーってちらほらあるので、なかなか珍しいと感じました。

「速度制限をしていない」とサポートのメールで名言したプロバイダーをまとめた記事があるので、参考にしてみてください。

V6プラスの速度が遅いと感じている方が増えている原因として、近年、プロバイダーが通信速度制限を行っている場合があるようです。IPoEでも公平制御を行っていない光回線プロバイダーについて実際に問い合わせた結果を載せています。

GMO光アクセスの公式特設サイト

GMO光アクセスの速度の評判がなかなか良い

実際に開通された方のツイートを見てみると、古いパソコンでも結構な速度が出ており、評判が良いようです。

「GMO光アクセス 遅い」などでTwitter検索しても、速度で困っている方の口コミは見られませんでした (2022年4月時点)。

個人ユーザーが速度を計測できる「みんそく」というサイトで「GMO光アクセス」の過去3ヶ月間の時間帯別のデータを見てみると、なかなか速そうに見えますが、

私が使っているぷらら光とほぼ同じなんで、おそらく実測値は「ダウンロード100Mbps前後」と推測しています。

時間帯 Ping 下り 上り
18.17ms 473.36Mbps 357.44Mbps
18.65ms 461.01Mbps 350.21Mbps
夕方 24.05ms 345.97Mbps 238.0Mbps
28.7ms 308.44Mbps 217.51Mbps
深夜 16.92ms 402.19Mbps 273.25Mbps

(データ出典:みんそく)

とりあえず、

GMO光アクセスではV6プラスで速度制限はしていない (2021年7月時点)

ので、

  回線速度が安定しているので、昼でも夜でも画質が落ちず高画質で映画やYoutubeが見れる
  ゲームをしたり、ゲーム実況なども安定して配信ができる

ようになります。

GMO光アクセスの開通までの流れ

GMO光アクセスの申込はウェブ上で行うことができます (電話でもOK)。

以下の手順は新規回線契約者の場合ですが、乗り換えの場合は事前に元プロバイダーで「事業者変更承諾番号」というのをウェブか電話で発行してもらう必要があります。
  1.  クレジットカードを手元に用意しておく
  2. GMO光アクセスのサイトで必要事項を記入(GMOひかり電話などが不要ならチェックを入れないでおこう)
  3.   GMOから連絡が来る
    (※ いくら待っても来ない時はこちらから連絡したほうが良い)
  4.  工事の1週間くらい前にWi-Fiルーター(無料レンタル)とONU(モデム)が届く
  5.  NTTの人が工事に来る
  6.  Wi-Fiルーターを設定すれば開通

わたしがエキサイト光を新規で開通した時は工事は1時間以内で終わりました。

実際に開通した人のYoutubeなどを見ると、モデムは郵送されることもあるようです。

他のプロバイダーからGMO光アクセスに乗り換える際は事前に元プロバイダーでIPv6サービスを解約しておけば、スムーズに切り替えられます

まとめ

 最近は光回線の低価格競争が激化してきています。

これからもっとGMO光アクセスみたいに「月額料金が税込みで3,000円台」のプロバイダーが出てくるのではないでしょうか。

「スマホとのセット割やキャッシュバックはいらねえ!月額料金を安くしろ!」という硬派な方におすすめの光回線です。最近は格安SIMが人気で、頻繁に乗り換える方も多いと思うので、セット割はなくても問題ないと思います。

「GMO光アクセス(GMOとくとくBB光)の現在のキャンペーン情報」  2023/6/1)

  高機能な無線ルーターが無料でレンタルできる (常時)

  違約金なし / 工事費無料 (残債はあります) (常時)

  2023年6月1日から公式の限定特典サイトから申し込んだ後に電話で申請すると、現在使っているプロバイダーの違約金代40,000円キャッシュバックしてくれるキャンペーンが行われています。解約金・撤去費用の証明書の写真を送ると、11ヶ月後に貰えます。

また、オプション加入で最大8,000円貰えるキャンペーンが行われています。

  • GMOひかりテレビ:5,000円キャッシュバック増額
  • GMOひかり電話:3,000円キャッシュバック増額
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