2020年4月、@niftyのV6プラス利用者から「夜の速度が遅くなってきた」という声が多く聞こえてきました。
だいたい、光回線が遅いと不満を感じている人の多くはPPPoEという従来の回線を使っている場合が結構あります。しかし、今回はなぜか高速回線の混みにくい「V6プラス」(IPv4 over IPv6)なのに速度が遅くなっていると感じている人が増えているようです。
とお思いの方も多いと思います。
2021年12月から光ギガやhi-ho、クラウドライン、Toppa!の利用者に速度低下の声がTwitterでよく見られ、その関連でこの記事へのアクセスが増えていました (約2週間後に公式からの制限発表 → 解除の報告)。
2022年2月10日以降、また4月に入ってからSo-net光プラスで「さくさくスイッチ」オプションが提供された後、V6プラスなのに速度が遅く感じている方がかなりいらっしゃるみたいです。5ヶ月以上経っても、まだSo-net公式から発表はありません。
同じSonyのnuro光でも遅いという声が2022年9月上旬くらいから出ているようですが、こちらは10月12日に公式発表あり。
また、OCN 光でも最近遅いという話もちらほらありますが、一部だけのようです。
基本的に公平制御の概念は@niftyと同じなので、各プロバイダーでIPv6などの速度低下に困っている方は参考にしてみて下さい。
Contents
@niftyのV6プラスが遅いと感じる人が多くなったのは「公平制御」が原因
結論から書きますと、
ということです。
よく「V6プラスで速度制限されているわけがない」とおっしゃる方をよく見かけますが、実際には制限される場合があります。
@niftyの会員サポートのページで公式で公表されています。
「■ 会員サポート > 「@nifty接続サービス」の通信品質向上のための取り組みについて ~インターネットを快適に利用いただくために~ : @nifty」2020年03月10日
というタイトルのお知らせです。
かいつまんで引用しますと・・・
多くのお客様が快適に利用できる通信環境を維持するため、お客様が利用する通信設備において通信経路が混雑した場合、同じ設備を利用しているお客様のうち、著しく通信量が多いお客様から順に、通信速度を一時的に制御する取り組みを実施します ~(略)
※2020年3月10日更新
2020年4月10日より、IPv6アドレスにてインターネット接続されている場合も通信速度制御の対象となります。
- v6プラス
- IPv6接続オプション
(出典) https://support.nifty.com/support/information/network.htm
公平制御とはなんぞやという方も多いと思いますが、上のサイトを読めば書かれていますので読んでみて下さい。読む時間ねえぞ!っていう方に、簡単に説明すると・・・
ということを@niftyは言っています。
一部のユーザーがデータを使いまくると他のお客に迷惑がかかるという理由のようです。とても分かりますね。共感します。とんでもないでかいファイルを毎日めっちゃダウンロードするようなユーザーがいると、その人のせいで全員の回線速度が遅くなっちゃいますからね。
一概には言えませんが(ルーターが壊れたとか、LANケーブルが古いとか)、いままで@niftyのV6プラスで安定して速度が出ていたのに最近遅くなってきたと感じたら、この公平制御が原因かもしれません。
公平制御は本当に「正しく」働いているのか?
しかし、ユーザーの実際の使用感をいろいろ見てみたり、わたしが実際にエキサイト光を利用していた時の感覚も踏まえて考えると、本当か?と思っています。
たとえば、こちらがプロバイダー側の「公平制御」のイメージです。
Aさんはインターネットがんがん使う人です。
うんうん、わかるわ~。1日中、訳わかんない大容量のファイルをめっちゃ落としているようなユーザーの速度は減らして欲しい。これは良い対策だと思う。
しかし、多くのユーザーが感じている実際の「公平制御」って本当にこんな感じでなのでしょうか?
以下はわたしがエキサイト光を実際に使っていたときの感覚と、当時の他のユーザーの方々の話を読んだ上での「公平制御」のわたしのイメージ図です。
Aさん、Bさん、Cさんのインターネットの使い方は関係なく、ほとんどのユーザーの速度が抑えられてしまうような感覚。
Youtubeで動画とか見てるだけなのに!とか。私もYoutubeくらいしか見ていませんでした。大容量のファイルとか一切ダウンロードしてない。※ ちなみにアップロード速度はめっちゃ速い。ダウンロードだけが遅くなる。
MEC光でも2019年5月くらいから公平制御が行われており、そういったユーザーの方の声をたくさん読みましたが、おそらく上の図のような感覚だと想像します。
こちらの記事でMEC光の速度が遅くなった話 (公平制御)について書いていますので、チェックしてみて下さい。
MEC光ではなくエキサイト光の時でしたが、昼はめっちゃ速いけど(200Mbpsとか)、
夜になるとダウンロード速度が1Mbpsとか、ひどい時は400Kbps
くらいしか出ませんでした。そして、夜0時くらいになると元の高速に戻ります。MEC光も同じような状況だったようです。
ひどい時は昼でも数メガくらいしか出なくなり、結局、遅さに耐えきれず「ぷらら光」に乗り換えました。
ぷらら光の開通日に1日だけエキサイト光とぷらら光をルーターの切り替えでどちらも接続することができました。
そのとき、両方のプロバイダーで接続してそれぞれの速度を測ったら、ぷらら光のほうが7倍くらい速かったです (同じアパート、ルーター同じ、パソコン同じ、時間帯同じです)。
わたしの環境やNTT回線が原因ではなく、プロバイダーが原因でした。
よく、「NTT回線を使っているから、どのプロバイダーを選んでも同じ」と言っている人がいますが、まじで違います。
その時、実際に測った記事はこちらです。
以下は実際に@niftyのV6プラスを利用していらっしゃって、速度低下を感じている方々のツイートを紹介させて頂きます。
制限時間帯に本当は計測したくないけど、あまりにもv6プラスが遅いので計測してみた
やっぱり酷すぎる
絞るにも限度があるこれは設備投資してないってことだろうね
解約金払ってストレスのない他へ移動した方が精神衛生的に良さそう#nifty #v6プラス pic.twitter.com/AByRTb245s— りゅうたん (@Dhural_Kun) May 1, 2020
@nifty糞過ぎる。ネットがやけに重いからRadishで測ったら下り1.7Mbps、v6プラスなのに。最近導入した規制せいか?、上りは200Mbps。YouTubeとブラウザだけでこれじゃ解約だな。
— Gates_JP (@Gates_JP) May 1, 2020
niftyのv6プラス自分以外も酷いことなってるなぁ
テストした感じだと21-24時が制限されてるっぽい— saitama (@dqnsaitama1) April 30, 2020
フレッツ光ネクスト IPv6接続 IPoE(v6プラス)の測定結果
プロバイダ: @nifty
Ping値: 20.58ms
下り速度: 6.81Mbps(遅い)
上り速度: 475.68Mbps(非常に速い)https://t.co/70KpX0BzBD #みんなのネット回線速度— もぎ (@miikomogioo) April 30, 2020
niftyに乗り換えたのマジで悪手だった。。
v6なのにこの時間帯ダウンロード10~15Mbpsってゴミや。
自粛の影響だと思い込もうとしてたが、アマプラさえ途中で止まるぞ(*_*)— たいぞー@python初心者 (@taizo_python) May 3, 2020
V6プラスでこれはないわ。
さようならnifty pic.twitter.com/5u6JbC4lZ2— アンク (@axisayuzak) April 29, 2020
皆様の回線の使い方までは分かりませんが、わたしがエキサイト光を使っていた時は、大容量のファイルはダウンロードしていないし、普通にYoutubeで動画を見たりしていただけです。
確証はありませんが、プロバイダーのいう「公平制御」がほんとうにちゃんと働いているのか、疑問に感じています。多くのユーザーの速度を必要以上にしぼっているのではないか?と疑ってしまいます。
プロバイダーの経営スタイルの考察と今後
以前までは、IPoEで公平制御を行ったのは「MEC光」だけでした。それが今回、「@nifty」も加わりました。2021年12月にはhi-ho系の光ギガやクラウドラインなどでも行われていました (現在は解消)。
MEC光のIPoEは「transix」なので、「transix」だけの仕様なのだろうと思っていましたが、V6プラスを提供しているJPNEでもそういった制御を行うんだなぁ、と少し意外でした。今後もそういった公平制御を行うプロバイダーは増えていくのかもしれません。
結局、
という問題に行き着きますが、ユーザー数が増えたら、VNE事業者から帯域を買える(絞らない)財力があるプロバイダーを選ぶしかありません。
@niftyがそうであるとは断定できませんが、「釣った魚に餌をやりたがらない」経営スタイルかどうかを見分けるとか。
どうやって見分けるんだよと言われたら、なかなか難しいですが、もう勘しかない気がします。サービス内容やサポートの質をチェックしてユーザー第一か?と肌で感じるというか。
MEC光は2019年に公平制御を実施して、今2020年ですが、ずっと続けています。しかし、2020年に入って回線を増強したので、速くなったと感じている方もいらっしゃるようです。
■【BB.excite(IPoE接続)】速度改善のための設備増強のお知らせ(2020年4月) | 重要なお知らせ | BBエキサイト
今後、MEC光のように@nifty光も回線増強をすれば少し変わってくると思いますが、それまで待てるなら待ってみても良いかもしれません。MEC光は公平制御を行ってから約1年後に増強しています。
という方は乗り換えたほうが良いです。
速度低下についてプロバイダーに苦情の電話をかけても、まっっっっったく効果がないです。おそらくテンプレートの回答しか来ないと予想されます。MEC光のときにそういう流れをTwitterや掲示板などで見てきました。
ちなみにMEC光のときは、公式サイトに公平制御について発表されず、速度低下してみんながざわざわし始めて、いろんな人が問い合わせて、その結果が掲示板に載り始めてようやく発覚したので、niftyは公式で発表しているので一応、老舗だけあってちゃんとした企業なのだと思います。 (今はMEC光の公式にも公平制御について載っています。)
わたしはエキサイト光からぷらら光に移行する時、エキサイト光に少し愛着があったので、寂しい気持ちもありましたが、「自分の最高インターネットライフのため」と割り切って乗り換え手続きを行いました。
ちなみに、2019年7月からNTTフレッツで仕様が変わり、コラボ光間での乗り換えは「工事費が不要」になりましたので、いま使っているプロバイダーで事業者変更手数料2,000円+移転先の事務手数料 大体0円~3,000円を払えば (+契約更新月以外であれば解除手数料)、ONUを返却せず、回線そのままで他のプロバイダーに移行できます。
わたしもこの制度を使ってエキサイト→ぷらら光に0円で乗り換えました。※エキサイトは違約金なしで、ぷららは乗り換えの初期費用が無料だからです。
また、2021年12月の光ギガの公平制御の時は、多くのユーザーがガンガン怒って問い合わせたりして、その後、公式が発表して、結果的には公平制御を停止して速度が戻った、ということもあったので、苦情を入れるのはまったく無駄ではない場合もあるようです。
しかも、公平制御が原因なので違約金なしで解約できたユーザーも居たようです。
光ギガから電話が来た。公平制御が原因で解約したので解約金なしだそうです。
当たり前だろ←
— たんぽライオン (@dandeliontampo) January 12, 2022
IPoEブーストオプションを展開しているプロバイダーってどうなん?
また、2022年2月以降、「So-net光プラス」でもV6プラスなのに夜の速度低下の声がちらほら見受けられています)。
2022年2月からSo-net光で「らくらくスイッチ」というIPoEをブーストするオプションが発表されました。また、OCN 光でも以前から「IPoEアドバンス」というオプションがありますがこちらは特に今の所は遅いといった声は見受けられません。
こういったオプションが存在するということは、
と示唆しているのかもしれません。
そもそも、混雑している回線を回避して快適にネット利用できるのがIPoEの特長だったわけでしょう。そこに対するブーストオプションを作る必要性をプロバイダーが感じているということです。※ プロバイダー側がVNE業者(V6プラスならJPNE)との契約に別途追加コストが必要だと感じている
こういったオプションが発表されたら、少し注意をし始めても良いのかも。
ちなみにさきほどの項目で書きましたが、光ギガやniftyのようにブーストオプションが無い場合はユーザーの改善策は皆無なので、プロバイダーはユーザーから解約されるのを嫌がって、しょうがなくVNE業者に金を払い、公平制御を解除せざるを得ないです。
しかし、ブーストオプションがあるプロバイダーは
- お客「速度が遅いです」
- サポートセンター「速度が速くなる○○オプションをどうぞ」
と、誘導できるのが強いです。
あくまでプロバイダー側からの目線としては解約の機会が減る”良い施策”ですが、ユーザー側としては、いままで夜でも安定し速度がでるIPv4 over IPv6サービスだったはずのに、急に遅くなって、速度を元に戻すために追加でオプション料金を払うなんて、正直、憤りしかないですよね。
わたしが使っているぷらら光でもこれやりはじめたら、ユーザー全員でLANケーブルふりまわして本社前で一揆したい気持ちでいっぱいです(実際はやりません)。
@niftyからの乗り換え先プロバイダーを考えてみる
Twitterなどを見ていると、niftyから乗り換えている方がちらほら増えてきている印象です。
あと、V6プラスやOCNバーチャルコネクトなどVNE業者は何個かありますが、どこを選んでも「いつ公平制御が行われるか分からない」という理由で、2年・3年縛りがあるプロバイダーはうーん・・・という感じです。
以下のおすすめプロバイダーは個人的な見解です。他にも良いプロバイダーはいろいろあると思いますが、参考にしてみて下さい。
自分で調べるからおすすめなんかいらねえよ!って方は読み飛ばして下さい!
個人的には絶対おすすめしたいのが、
です。
将来、速度が遅くなって、他のプロバイダーへ乗り換える時、契約更新のタイミングが合えば良いですが、そうではない場合、違約金を払うことになるからです。
V6プラスで良さそうなプロバイダー
最近は 「enひかり」がV6プラスのプロバイダーの中でかなり安い。この所、とても人気が出てきています。
月額料金が3,718円 (税込) (V6プラスオプション198円入れた料金) なのと、違約金などの縛りがない。また、ユーザー目線のサポートが評価が高いようです。
IPv6の利用に対して別途オプション料金が必要なほうが、ちゃんとJPNE社に払う料金を確保していると可視化されていて、逆に分かりやすいなぁと個人的には感じています。
あと、「enひかり」はV6プラス以外に、transix、クロスパスも利用できるので、もしV6プラスが遅くなってきたら、同プロバイダー内でクロスパスやtransixに移行することができる点もかなり安心だと思います。
しかも、V6プラスの速度が70Mbps以下になった場合はカスタマーセンターに相談ができる点は安心。
また、2020年6月6日にenひかりに「速度制限を行う予定はありますか?」と問い合わせたら、
「現在v6プラスで速度制御を行う予定はございません。今後もなるべく制限をかけることはないよう最大限努力していくつもりです」
とのことでした。
エリア内(関東・関西)の方は、速度10Gbpsの「enひかりクロス」(月額4,917円)を引く、という手もあります。
V6プラス以外で良さそうなプロバイダー
V6プラス以外を使いたいという場合は 「ビッグローブ光」(月額4,378円 (税込))が良いかもしれません。
以前はV6プラスを受付していましたが、新規受付を終了し、今は「IPv6オプション」という名前で独自でVNEをやっています。IPv6オプション料金は無料。3年縛りがあるので納得できる人のみ。独自VNEが良いか悪いかは分からないです。
他に良さそうなプロバイダー
以前は自分が使っているぷらら光を紹介していましたが、2022年7月1日にドコモ光と合併して新規契約できなくなりました。
そのぷらら光の代わりとして、最近出てきた「GMO光アクセス(GMOはとくとくBB光)」(月額3,773円)もいい感じです。
しかも、
■ 乗り換えの場合は工事費残債や縛りなどが一切ない
■ サポートに連絡したら「速度制限をしていない」と言っていた
■ 無料で6,000円以上するルーターが使える
もちろん、IPv6回線も標準装備になっていて、公式によると速度は・・・
⇩ 下り速度350.31Mbps
⇧ 上り速度256.33Mbps
※2022年08月01日~2023年07月31日全国合計 2380件(有線LANでの計測結果)
なので、速度も安定しているのではないでしょうか
期間限定で乗り換え特典(キャッシュバック40,000円~)なども行われていたりするので、高額な違約金がネックで乗り換えを躊躇している方は検討しても良いと思います。
まとめ
「enひかり」のように、V6プラスでもちゃんと速度制限を行わずに運営しているプロバイダーもあるので、V6プラスだからあかん、という訳ではないようです。
でも、今後どのプロバイダーで制御が行われるかは分かりませんし、自分の使っているプロバイダーで実行されることもあるので、運しかないですね・・・ オプションで別料金取っている所はその分をVNEの費用にちゃんと当てると思われるが、どうでしょうね。
とにかく、niftyが増強するまで耐えるとか、夜はさっさと寝るのもひとつの手かもしれません。
nifty光の設備増強の情報来たで(2020年5月22日)
IPv6サービス通信速度改善のための設備増強のお知らせ
平素より@niftyをご愛顧賜わりまして誠にありがとうございます。新型コロナウイルス感染症の拡大防止による在宅リモートワークの急増や、動画配信サービス等のご利用増加の影響により、全国的にデータ通信量が増加しております。そのため、通信経路が混雑し通信速度が低下してしまう場合がございます。困難な状況下におけるインターネットの重要性が非常に高まっている状況であるため、@niftyではお客様にインターネットサービスを快適にご利用いただけるよう、 IPv6サービスのネットワーク設備の増強をいたします。今後も適宜、設備の増強を取り組んでまいります。対応内容は以下の通りとなります。
実施日時
2020年6月1日対象サービス
v6プラス
IPv6接続オプション出典(https://support.nifty.com/cs/suptopics/detail/200522479989/1.htm)
上に書いた予想通り、回線増強が来ました。公平制御の公式発表から約1ヶ月半かかりました。
といってもおそらくniftyがJPNEに料金を払って帯域を増やすようにしただけでは?と想像します。
niftyが想像していた以上に解約されるユーザーが多かったのでしょうか。ユーザーが減って収益が下がるより、JPNEに金を払ったほうが良いと判断したのかもしれません。
それにしても、公平制御から1年もほったらかしだったMEC光よりも対応はちゃんとしているようです。
公平制御するよりも前にJPNEから帯域を買えば良かったのでは?と思いますが、運営の方針はどうなってるか分かりませんね・・・ただユーザー数が減っただけというか・・・
MEC光でも公平制御後に設備増強していますが、それでも遅いと不満を漏らしている人、速度が速くなったと言っている人、両方いる印象です。
とりあえず、6月1日まで待ってみるのもひとつの方法かもしれません。
2020/06/07 [追記] 速度改善した人もいれば、してない人も?
Twitterなどで調べてみると6月1日の設備増強以降、速くなっている方もいらっしゃるようですが、遅いままの方もいるようです。
地域差があるのか、もしくはYoutubeにがんがん動画をアップロードするような使い方をするような方の速度を減らしているのかははっきりしないです。
とにかく今の速度に不満がある場合は、そのままniftyが増強をもっと頑張ってくれるまで待ってみるのも良いですし、「待てねえよ!」っていう方は乗り換え検討してみてはどうでしょうか。上の乗り換え先プロバイダーの候補の箇所にも追記しましたが、公平制御行っていないプロバイダーもちらほらあるので、参考にしてみて下さい。
2020/08/01 [追記] 再度、設備増強の発表
またもや、niftyが速度低下しているようで、8月3日に設備増強を行うとお知らせされています。
IPv6サービス通信速度改善のための設備増強のお知らせ
https://support.nifty.com/cs/suptopics/detail/200730480000/1.htm
6月の速度増強では足りないほど、データ量が増加しているという事でしょうか。
この増強で早くなれば良いですね~!
2020/12/17 [追記] V6プラスの他にOCNバーチャルコネクト追加
2020年12月14日から「V6プラス」、「IPv6接続オプション」という名称から「V6サービス」になったそうです。
@nifty v6サービス | @nifty
https://csoption.nifty.com/ipv6service/
名称だけではなく、V6プラスに加えて、OCNバーチャルコネクトも追加になったようです。
※@nifty v6サービスでは、接続事業者にNTTコミュニケーションズ株式会社(OCNバーチャルコネクト)と日本ネットワークイネイブラー株式会社(v6プラス)を併用しております。お客様がご契約されている接続事業者は、ページ上部「ご利用状況照会」からご確認いただけます。
と書かれていることから、おそらく会員はどちらかのVNE業者に振り分けられるのだろうと想像します。
DTI光も従来はOCNバーチャルコネクトだけだったのをV6プラスを追加しましたし、複数のVNE業者が利用できるのが最近のスタンダードなのかもしれません。
DTI光の場合は、OCNバーチャルコネクトのみの提供時には「遅い」という評判があったのですが、V6プラスを追加してからは速くなったという声をよく見かけます。DTI光はサポートに連絡をするとV6プラスに変更できるようなので、niftyでもOCNバーチャルコネクトに変更可能かどうかは不明ですが、問い合わせてみると良いかもしれません。
今回の施策で、混雑を分散させて@niftyユーザーは快適にインターネットできるようになると思います。
速度制限していないプロバイダーはどれだ?
IPoEで速度制限していないプロバイダーを調べてみました。実際にプロバイダーのサポートに問い合わせをした結果です。
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光回線を紹介して9年目。ダイヤルアップからADSL、そして光回線までネット回線歴26年です。詳しいプロフィールはこちら