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低価格光回線mini・Liteを本音で比較したよ【速度制限あり】

インターネットしている雲ちゃんのイラスト

最近、「速度制限あり」の低価格光回線サービスが軒並み出ています。

月額料金3,000円台前半で、夢のように安いですが、まじで良いものなんでしょうか?

ということで、こちらの記事でわかることは・・・

  低価格光回線サービスっていいの?気をつけるポイントは何?
  それぞれ低価格光回線サービスのサービス内容の違いはどうなんだ?
  どんな人にどのサービスがおすすめなのか?

です。

かなり正直に書きましたので、参考にしてみて下さい。

光回線紹介サイトを運営して8年目の筆者(hikariyattekita)が書いています。

低価格光回線サービスの注意点

まずなんといっても、

  混雑する時間帯は速度が制限される可能性あり

という点に注意が必要です。

また、低価格光回線サービス「So-net 光 minico」が2022年2月にサービスを開始した際のスライドを見ると、

速度満足している一般FTTHユーザーは約80Mbps

と書かれており、おそらくそのくらいの速度制限が想定されます。

参照:月3400円からのネット回線「So-net 光 minico」、速度を抑えて低価格を実現した縛りなしのIPoE専用新料金プラン(9/10) – INTERNET Watch

https://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1384813.html

実際にみんそくで「So-net 光 minico」の速度を調べまたところ、夜間は約60Mbpsでした。(2023年3月4日調べ)

https://minsoku.net/speeds/optical/services/so-net-hikari-minico


私は実際、エキサイト光を使っていた時に夜間にダウンロード速度4Mbps ~ 70Mbpsを体感していた経験から踏まえますと、

夜はYoutubeで4Kなどの高画質の動画とかまじで見れないから

と思っておいたほうが良いです。70~80Mbpsならギリギリいける。それ以下だときつい。30Mbpsはもう無理。

※ 480pのザラザラした画質の動画は見れていました。

たいしたことないだろ、と思っている人は正直、涙流します。

私は涙を流しました。

しかし、速度制限するプロバイダーは、有料のブーストオプションを用意しているところがほとんどです。

速度を増幅させるオプションに1日・1ヶ月いくらかの料金を払うと、普通の光回線の速度になります

1日中、「夜でも高速インターネットを使いたいぜ!」という方は制限なしのノーマル回線をぜっっったいに選ぶべきです。

星の数ほどプロバイダーが多い昨今ですが、どこの業者が自分にぴったりなのかすぐに分かるチャートを作ってみました。「どこのプロバイダーに...

スーパー低価格な光回線3社を比較してみる

現在、速度制限ありの超低価格な光回線サービスを展開しているのは3社です。

※ 2023年6月現在の税込み料金

So-net 光 minico
とくとくBB光mini enひかりLite
  月額料金 (マンション) 3,400円 3,630円
(ルーターレンタル込み)
3,270円
  月額料金 (戸建て) 4,500円 4,730円
(ルーターレンタル込み)
4,370円
初期手数料 3,500円 3,300円 3,300円
新規回線の工事費 26,400円 (実質無料)(23ヶ月以内の解約で工事費残債あり) 26,400円 (実質無料)(36ヶ月以内の解約で工事費残債あり) 16,500円(マンション)
19,800円(戸建て)
違約金 なし なし なし
キャッシュバック × キャッシュバック最大50,000円 ×
ルーターレンタル × 必須 (330円 / 月) (1,980円で買える)
ブーストオプション
(通常回線と同じ速度になる)
220円 / 日 × 630円 / 月
V6プラス対応
エリア 全国 全国 東京、大阪 (2023年3月現在)
通常コースへの切り替え 可能 可能 可能 (手数料2,200円)
通常コースへ切り替え後の料金 So-net 光 プラス
4,928円(マンション)
6,138円(戸建て)
とくとくBB光
4,290円(マンション)
5,390円(戸建て)
enひかり
3,718円(マンション)
4,818円(戸建て)

ポイントは・・・

  •   新規開通工事費がかかる所とかからない所がある (実質無料というのは、工事費が分割されて毎月300円~400円発生しているが明細でマイナスしてくれるという意味)
  •   他社からこれらの回線に乗り換える場合は工事費は無料。手数料2,000~3000円のみかかる。
  •   もちろん、夜は速度が遅くなる場合がある

上の比較表をふまえて、それぞれの特長や気になった点を書いていきます。

  So-net 光 minico

  • good! 月額料金3,400円はまぁまぁ安い。
  • good! 工事費が無料 (しかし、23ヶ月以内に解約すると工事費残債が発生する)。
  • bad! ブーストオプションが高い(220円/日)。

  とくとくBB光mini

  • bad!  Wi-Fiルーターレンタルサービス(330円/月)が必須なのが注意

    とくとくBB光mini公式サイトより

    なので、結果的に月額料金の総合計が3,630円になり、通常の「Web限定申し込み・とくとくBB光(3,773円)」とさほど変わらない。

    miniがつかない「とくとくBB光」ではルーターを無料でレンタルでき、通信速度がないので、最初から「とくとくBB光」に加入したほうがおすすめ

  • good! 工事費が無料 (「とくとくBB光」も「とくとくBB光mini」もどちらも36ヶ月以内の解約で工事費残債が発生。)

  enひかりlite

  • good! とにかく月額料金が安い (3,270円)。
  • good! 1ヶ月だけ速くするブーストオプション「v6スタンダード」が630円と、So-net光minicoと比べてめちゃめちゃ安い。
  •  bad!  新規の場合、工事費が有料 (他社からの乗り換えは工事費無料)
  • bad!  利用できるエリアがまだ狭い (2023年3月現在、東京、大阪のみ。順次エリア拡大予定)

低価格光回線に合うライフスタイルを考える

選び方は光回線の利用方法・ライフスタイルで結構変わってくる。

「安定した通信速度が必要なときがある」という方、たとえば、

夏休みに孫がおばあちゃん・おじいちゃん家に滞在してSwitchでばりばり遊びたい

みたいな方はenひかりLite」が断然おすすめ

基本の月額料金にブーストオプションを1ヶ月630円上乗せして払うことで、その期間中、普通の安定した光回線が使える。

So-net 光 minicoの場合は1ヶ月間ブーストオプション払うと220円×30日=6,600円かかる (オプションのみでこの料金!)。

1ヶ月間、ブーストオプションを使った場合
enひかりLite So-net 光 minico 
月額料金   戸建て  マンション   戸建て  マンション
4,370円 3,270円 4,500円 3,400円
1ヶ月 (30日間) ブースト 630円 630円 6,600円 6,600円
月額合計 5,000円 3,900円  11,100円  10,000円

孫が帰ったあとは、オプション追加しなければいつも通りの低料金に戻ります。

おじいちゃん・おばあちゃんは夜は早めに寝るだろうから、インターネットしていたとしても混雑する時間に当たることはないでしょう。


私は職業がらほとんど家に帰らない。月に1日、家に帰って、オンラインゲームしている。

みたいな人にはSo-net 光 minico」が良い。

So-net光minicoのブーストオプションは1日220円なので、1日限定なら「enひかりlite」+ブーストオプションより、かなり安く上がる。

しかし、2日間以上ブーストオプションを追加すると「enひかりLite」よりも割高になるので、2日以上家に滞在すると想定するなら、「enひかりLite」を選ぼう


また、「とくとくBB光mini」よりも「とくとくBB光」(通常)を個人的にはおすすめします。

「とくとくBB光mini」(3,630円)  or 「とくとくBB光」(3,773円)

月額たった143円上がるだけで、ブーストオプションなど一切なしで速度制限なしの回線が使えるといった利点があります。しかも、高性能ルーター + 工事費実質無料 + 大型キャッシュバック も貰えます。

とくとくBB光mini とくとくBB光 (特設サイト経由で申し込んだ場合の料金)
月額料金 マンション 3,630円 3,773円
月額料金  戸建て 4,730円 4,818円
速度制限   あり なし
高性能ルーターレンタル   自動加入・有料 (月330円・上記料金に込み) 無料
工事費 無料 無料
大型キャッシュバック あり あり

通常のとくとくBB光でも工事費無料になり、36ヶ月以上使えば工事費の残債も発生せず、かなりお得です。

※ とくとくBB光miniに加入後、実際に使ってみて「遅いなぁ」と思って、途中でとくとくBB光へ変更しても3,773円にはならないので、最初から「とくとくBB光」ウェブ限定公式特設サイトから申し込む必要があります。(3,773円はとくとくBB光特設サイト経由の特別サービス料金だからです)

上でまとめたことを完結に書きますと・・・

です。

工事費をどう考えるかの問題

雑感という感じのまぁまぁ重要なコーナー

時間がない場合は読み飛ばしてOKです。

低価格光回線サービスはブーストオプションありなし、など特長が分かれますが、もうひとつは「工事費をどうするか」というちょっと悩ましい問題もあります。

あくまで新規回線を引き込む場合のみの話です。乗り換える場合はこちらの項目は全部関係ありませんので飛ばして下さい。※ 乗り換えは工事費不要
  • 「So-net 光 minico」  「とくとくBB光mini」「とくとくBB光」:工事費無料
  • 「enひかりLite」 : 工事費有料 16,500円 (マンション)、 19,400円 (戸建て)

低価格光回線サービスは速度への不安が大きいと思うので、「遅かったら乗り換えられるか」というポイントがかなり重要になってきます。

Liteやminiから通常の光回線に変更するのはどこでもとても簡単です (電話なりウェブ上からなりすぐにできる)。

もし変更したとしても、「通常回線にしてもまだ遅い・・・」ということになるかどうかが、工事費無料・有料問題を考える大きなポイントとなります。

「So-net 光 minico」 と 「とくとくBB光mini」、通常の「とくとくBB光」は工事費は無料ですが、下記の期間以内に他社へ乗り換えると工事費の残債が発生する点は覚えておいたほうが良いです。

  • So-net :23ヶ月以内
  • とくとくBB光 : 36ヶ月以内

しかも、上記の光回線は工事費が一般的なフレッツ光回線・コラボ回線と比べてまぁまぁ高額な26,400円となっています。

  [enひかりLite] 16,500円(マンション) or 19,400円(戸建て)を支払う

or

  [So-net] [とくとくBB] 長期間、速度の不安がないと信じて、工事費無料の光回線を選ぶ

どっちもメリット・デメリットあるので、考え方かなって感じです。

まとめ

 上で書いたことをまとめますと・・・

光回線を使うほとんどの人の動機は「いつでも高速でインターネットをしたい」ではないでしょうか。

低価格光回線サービスを使って、毎月500円くらい安くなるとはいえ、快適にインターネットが使えないというストレスが生まれては本末転倒です。

あくまで

「混雑する時間帯にはばりばりインターネットを使わない」
「月に1~2回、もしくは年に1~2ヶ月、といった期間限定でがんがんインターネットを使う」

という方向けのサービスです。

工事費残債や速度が遅くなった際のこともイメージしつつ、しっかり考えてから申し込むとよいです!

もう少し読みたい

V6プラスの速度が遅いと感じている方が増えている原因として、近年、プロバイダーが通信速度制限を行っている場合があるようです。IPoEでも公平制御を行っていない光回線プロバイダーについて実際に問い合わせた結果を載せています。
enひかりの月額料金や他社との比較、速度の評判、申込前に気を付ける注意点などの他にメリット・デメリットについて書いています。工事費は有料ですが、縛りがなく公平制御を行っていません。IPv6で選べるV6プラスやクロスパスについても紹介してます。
GMO光アクセスにメールで問い合わせたら「速度制限をしていません」とかなり断言していました。月額料金はV6プラス(IPv4 over IPv6)対応してんのに、月額料金が凄く安いし工事費無料。でも、申込時に気を付けないとお得じゃなくなる点があるので注意。
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