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【enひかりLite】めちゃ安い光回線3社を本音で比較したよ

インターネットしている雲ちゃんのイラスト

最近、「速度制限あり」の低価格光回線サービスが軒並み出ています。

月額料金3,000円台前半で、夢のように安いですが、まじで良いものなんでしょうか?

ということで、こちらの記事でわかることは・・・

  低価格光回線サービスっていいの?気をつけるポイントは何?
  それぞれ低価格光回線サービスのサービス内容の違いはどうなんだ?
  どんな人にどのサービスがおすすめなのか?

です。

かなり正直に書きましたので、参考にしてみて下さい。

結論から書きますと・・・

  • 低価格光回線=「ほとんど家にいない」「夜はすぐ寝る」みたいな人にはおすすめ
  • ガッツリインターネットしたいなら、ノーマル光回線のほうがおすすめ
  • 強いて選ぶなら「enひかりライト」がいい

です。

低価格光回線サービスの注意点

まずなんといっても、

  混雑する時間帯は速度が制限されるかも??

という点に注意が必要です。

また、「So-net 光 minico (プランS)」が2022年2月にサービスを開始した際のスライドを見ると、

“速度満足している一般FTTHユーザーは約80Mbps”

と書かれており、低価格光回線サービスは80Mbps程度の速度が想定されます。

参照:月3400円からのネット回線「So-net 光 minico」、速度を抑えて低価格を実現した縛りなしのIPoE専用新料金プラン(9/10) – INTERNET Watch

https://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1384813.html


私が実際、エキサイト光を使っていた時、夜間にダウンロード速度4Mbps ~ 70Mbpsを体感していた実経験から踏まえますと、

夜はYoutubeで4Kなどの高画質の動画とかまじで見れない可能性あり

と思っておいたほうが良いです。

70~80Mbpsならギリギリいける。それ以下だときつい。30Mbpsはもう無理。

※ 480pのザラザラした画質の動画は見れていました。

たいしたことないだろ、と思っている人は正直、涙流します。私は涙を流しました。

しかし、速度制限するプロバイダーは、有料のブーストオプションを用意しているところがほとんどです。

「”速くなるオプション”を払うと普通の光回線の速度になる」

1日中、「夜でも高速インターネットを使いたいぜ!」という方は制限なしのノーマル回線を選ぶべきです。

V6プラスの速度が遅いと感じている方が増えている原因として、近年、プロバイダーが通信速度制限を行っている場合があるようです。IPoEでも公平制御を行っていない光回線プロバイダーについて実際に問い合わせた結果を載せています。

スーパー低価格な光回線3社を比較してみる

現在、速度制限ありの超低価格な光回線サービスを展開しているのは3社です。

※ 2024年7月現在の税込み料金

So-net 光 S
とくとくBB光mini enひかりLite
  月額料金 (マンション) 3,400円 3,630円
(ルーターレンタル含む)
3,270円
  月額料金 (戸建て) 4,500円 4,730円
(ルーターレンタル含む)
4,370円
初期手数料 3,500円 3,300円 3,300円
新規回線の工事費 26,400円 (実質無料)(23ヶ月以内の解約で工事費残債あり) 26,400円 (実質無料)(24ヶ月以内の解約で工事費残債あり) 16,500円(マンション、戸建て)

工事費完全無料 (2024年7月現在)

違約金 なし なし なし
キャッシュバック × キャッシュバック最大92,000円 ×
ルーターレンタル × 330円 / 月 (1,100円で買える。送料別)
ブーストオプション
(通常回線と同じ速度になる)
220円 / 日 × 630円 / 月
V6プラス対応
エリア 全国 全国 北海道

青森県・秋田県・岩手県・山形県・宮城県・福島県

東京都・埼玉県・千葉県・神奈川・群馬県・栃木県・茨城県

新潟県・長野県・山梨県・静岡県・愛知県・岐阜県・富山県・石川県・福井県

大阪府・兵庫県・京都府・奈良県・滋賀県・三重県・和歌山県

岡山県・広島県・鳥取県・島根県・山口県

香川県・徳島県・高知県・愛媛県

福岡県・大分県・宮崎県・鹿児島県・熊本県・佐賀県・長崎県

沖縄県

(2024年7月15日)

通常コースへの切り替え 可能 可能 可能 (手数料2,200円)
通常コースへ切り替え後の料金 So-net 光 プラス(Mプラン)
4,928円(マンション)
6,138円(戸建て)
とくとくBB光
4,290円(マンション)
5,390円(戸建て)
enひかり
3,718円(マンション)
4,818円(戸建て)

ポイントは・・・

  •   新規開通工事費はかからない (実質無料というのは、工事費が分割されて毎月300円~400円発生しているが明細でマイナスしてくれるという意味)
  •   他から乗り換える場合は工事なし。手数料2,000~3000円のみ
  •   夜は速度が遅くなる場合があると思っておいたほうが良い

上の比較表をふまえて、それぞれの特長や気になった点を書いていきます。

  enひかりlite

  • good! とにかく月額料金が安い (3,270円)。
  • good! 1ヶ月だけ速くするブーストオプション「v6スタンダード」が630円と、So-net光minicoと比べてめちゃめちゃ安い。
  • good! 現在、工事費無料 (他社からの乗り換えは工事費無料)
  • bad!  利用できるエリアが限られている (2024年6月現在、北海道、青森県、秋田県、岩手県、山形県、宮城県、福島県、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川、群馬県、栃木県、茨城県、新潟県、長野県、山梨県、静岡県、愛知県、大阪府、兵庫県、京都府、福岡県のみ。順次エリア拡大予定)

  So-net 光 S

So-net 光 S のサイトのスクリーンショット

  • good! 月額料金3,400円はまぁまぁ安い。
  • good! 工事費が無料 (しかし、23ヶ月以内に解約すると工事費残債が発生する)。
  • bad! ブーストオプションが高い(220円/日)。

  とくとくBB光mini

  • bad!  Wi-Fiルーターレンタルサービス(330円/月)が必須なのが注意

    とくとくBB光mini公式サイトより

    有料のWi-Fiレンタル必須(月額330円)なので、月額料金の総合計が3,630円になり、通常の「Web限定申し込み・ノーマルのとくとくBB光(3,773円)」とさほど変わらない。

    ノーマル版の「とくとくBB光」ではルーターを無料でレンタルでき、通信速度がない。最初からとくとくBB光」に加入したほうがおすすめ

  • good! 工事費が無料 (24ヶ月以内の解約で工事費残債が発生。)

低価格光回線に合うライフスタイルを考える

選び方は光回線の利用方法・ライフスタイルで結構変わってくる。

「安定した通信速度が必要なときがある」という方、たとえば、

夏休みに孫がおばあちゃん・おじいちゃん家に滞在してSwitchでばりばり遊びたい

みたいな方はenひかりLite」が断然おすすめ

enひかりの担当者によると、2023年11月時点で98%以上の通信が制限を受けることなく、インターネット通信を提供できていて、2024年1月のエリア拡大に伴って大幅に帯域を拡大しているそうです。

また、基本の月額料金にブーストオプションを1ヶ月630円上乗せして払うことで、普通の安定した光回線が使えます。

So-net 光 Sの場合は1ヶ月間ブーストオプション払うと220円×30日=6,600円かかる (オプションのみでこの料金!)。

1ヶ月間、ブーストオプションを使った場合
enひかりLite So-net 光 S
月額料金   戸建て  マンション   戸建て  マンション
4,370円 3,270円 4,500円 3,400円
1ヶ月 (30日間) ブースト 630円 630円 6,600円 6,600円
月額合計 5,000円 3,900円 11,100円  10,000円

孫が帰ったあとは、オプション追加しなければいつも通りの低料金に戻ります。

年輩の方は夜は早めに寝られると思うので、インターネットしていたとしても混雑する時間に当たることはないでしょう。


私は職業がらほとんど家に帰らない。月に1日、家に帰って、オンラインゲームしている。

みたいな人にはSo-net 光 S」が良い。

So-net光minicoのブーストオプションは1日220円なので、1日限定なら「enひかりlite」+ブーストオプションより、かなり安く上がる。

しかし、So-net光minicoで2日間以上ブーストオプションを追加すると「enひかりLite」よりも割高になるので、2日以上家に滞在すると想定するなら、「enひかりLite」を選ぼう。

また、「とくとくBB光mini」に加入するんだったら、「とくとくBB光」(通常)のほうが断然いい。

月額料金がたった143円上がるだけで、ブーストオプションなど一切なしで速度制限なしの回線が使えるといった利点があります。

しかも、キャッシュバック も貰えます。

とくとくBB光mini とくとくBB光 (←特設サイト経由で申し込んだ場合の料金)
月額料金 マンション 3,630円 3,773円
月額料金  戸建て 4,730円 4,818円
速度制限   あり なし
高性能ルーターレンタル   自動加入 無料
工事費 無料 無料
大型キャッシュバック 最大92,000円 最大103,000円

通常のとくとくBB光でも工事費無料になり、36ヶ月以上使えば工事費の残債も発生せず、かなりお得です。

※ とくとくBB光miniに加入後、実際に使ってみて「遅いなぁ」と思って、途中でとくとくBB光へ変更しても3,773円にはならないので、最初から「とくとくBB光」ウェブ限定公式特設サイトから申し込む必要があります。(3,773円はとくとくBB光特設サイト経由の特別サービス料金だからです)


上でまとめたことを完結に書きますと・・・

です。

工事費をどう考えるかの問題

雑感という感じのまぁまぁ重要なコーナー

時間がない場合は読み飛ばしてOKです。

工事費をどうするか」というちょっと悩ましい問題もあります。

速度への不安がある低価格光回線サービスは「遅かったら乗り換えられるか」というポイントがかなり重要になってきます。

通常の光回線に変更するのは簡単ですが、 (電話なりウェブ上からなりすぐにできる)

So-netやとくとくBB光といった工事費実質無料のプロバイダーは、下記の期間以内に他社へ乗り換えると工事費の残債が発生する点は頭のすみっこに置いておいたほうが良いです。

  • So-net :23ヶ月以内
  • とくとくBB光 : 36ヶ月以内

まとめ

 ごちゃごちゃしてわけわかんね~って方はこちらのまとめをご覧下さい!

光回線を使うほとんどの人の動機は「いつでも高速でインターネットをしたい」ではないでしょうか。

低価格光回線サービスを使って、毎月500円くらい安くなるとはいえ、快適にインターネットが使えないというストレスが生まれては本末転倒です。

あくまで

「混雑する時間帯にはばりばりインターネットを使わない」
「月に1~2回、もしくは年に1~2ヶ月、といった期間限定でがんがんインターネットを使う」

という方向けのサービスです。

工事費残債や速度が遅くなった際のこともイメージしつつ、しっかり考えてから申し込むとよいです!

もう少し読みたい

V6プラスの速度が遅いと感じている方が増えている原因として、近年、プロバイダーが通信速度制限を行っている場合があるようです。IPoEでも公平制御を行っていない光回線プロバイダーについて実際に問い合わせた結果を載せています。
enひかりの月額料金や他社との比較、速度の評判、申込前に気を付ける注意点などの他にメリット・デメリットについて書いています。工事費は有料ですが、縛りがなく公平制御を行っていません。IPv6で選べるV6プラスやクロスパスについても紹介してます。
GMOとくとくBB光(GMO光アクセス)にメールで問い合わせたら「速度制限をしていません」とかなり断言していました。月額料金はV6プラス(IPv4 over IPv6)対応しているのに、月額料金が凄く安いし工事費無料。でも、申込時に気を付けないとお得じゃなくなる点があるので注意。
  著者: hikariyattekita

インターネット回線歴25年・回線系サイト運営7年目の筆者が書いています。詳しいプロフィールはこちら
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