最近になって、また光回線の段階定額制のサービスが増えてきていますね。
■ 月額2700~5700円で利用できる2段階定額制の「ドコモ光ミニ」、3月から提供開始 -INTERNET Watch http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20160223_745053.html
■ NTT東日本、「フレッツ 光」を3000MB月額3800円から利用できる二段階定額サービス -INTERNET Watch http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20160222_744781.html
どれだけ利用しても使い放題な定額コースと比べて月額料金が安いので、興味を持たれている方は多いかもしれません。どちらを契約しようか迷っている方は参考にしてみて下さい。
どっちがお得なのか
ドコモ光ミニ | フレッツ 光ライトプラス | |
基本料金(最低額) | 2,970円(税込) | 4,180円(税込) |
データ量 – 料金 | 10MBにつき33円(税込) | 100MBにつき26.4円(税込) |
上限 | 6,270円(税込) | 6,050円(税込) |
ドコモの場合、2,970円(税込)からスタートし10MB使うごとに33円かかり、上限が6,270円(税込)です。
また、フレッツ光の方は、4,180円(税込)から始まって100MBにつき26.4円かかり、上限が6,050円(税込)です。 どちらが良いのでしょうか。比較してみました。
なんとなく、フレッツ光ライトプラスの方が良心的な気がします。ドコモ光ミニの「10MBにつき33円」って・・・Youtubeで曲を1曲見たら、100円くらいかかりますね。Gyaoとかで映画を見たら、1日2日で上限まで達するのではないでしょうか。
誰が加入すべきプランなのか。
そもそもどういう人がこの2段階定額サービスを利用するとお得なのでしょうか。
サービス提供側としては、「多くの人に使ってもらいたい」「普段あまりインターネットしない人にも加入して欲しい」という思惑があるのだと思います。めんどくさいので、私個人の考えですが、結論を言いますと・・・
「普段あまりインターネットしない人は、そもそもどこにも加入しなくて良い」
という事になるのではないでしょうか。パソコンを持っている方は分かると思いますが、OSやソフトウェアのアップデートだけで、30MB~100MBくらい行きます。最近は光ディスクドライブを搭載していないPCやMacなども増えています。なので、大容量のソフトウェアをダウンロードする機会も増えるでしょう。最近は、Windows10へのアップグレードの準備として、自動的に6GBものファイルが自動的にダウンロードされるようになりました。アップグレード希望者じゃなくても!※これはこれで止めて欲しいお膳立てですね。勝手にダウンロードしないで欲しい!と思います。
そうなると、あっという間に上限の1.2GB(ドコモ)、フレッツ光(10GB)まで到達してしまうと思います。普段パソコンやインターネットをしない人でも、Windows Updateやウィルス対策ソフトのアップデートだけは行っているでしょうし、そういったライトな使い方でも近年のパソコン事情を見ると、すぐに転送量の上限MAXまで行くことは目に見えています。
んじゃー、どうすれば良いのか。
単刀直入に言いますと・・・
「普通のプランに申し込め」
これしかありません。普通のファミリータイプだのハイスピードタイプ、隼、マンションタイプとか、そういうものです。2段階定額制は、どんな人にもオススメできないです。むしろ、パソコン初心者だからこそ二段階定額制は回避すべきプランだと思います。
他の記事でいろいろな光回線サービス業者やプロバイダー、コラボ光などについて書いているので、読んでみて頂ければ嬉しいです。戸建てで4000円台、マンションとか集合住宅で3000円台で光回線に加入できます。スピードは1Gbpsあたりが相場です。
じっくり比較をしてから契約してみると良いと思います。(すぐに決めずに、ご家族と相談しながら決めるとGOODですね)。
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光回線を紹介して9年目。ダイヤルアップからADSL、そして光回線までネット回線歴26年です。詳しいプロフィールはこちら